Chemistry「You Go You Way」

もしも君だけ夜に紛れても、その涙はビロードになって地表へとしなやかに滴り落ちる、その紫色のコバルトブルーに見える入り江は、なかやまきんに君の芸人的ポジションを考察するステージへと変わり果てていったのだ。

そんな瞳で見ないでくれ、別れの科白を告げられなくなる、胸のもやが、紫色のコバルトブルーに染まり、熱を失う、そう、「悲しいときー」のいつもここからが紙芝居芸人から脱却しようとする姿はさながら朝日新聞記者が珊瑚礁に傷つけてスクープにするよう。

君が違う街ですれ違っても、思いは想いとして時を重ねていく、これからも忘れることはないだろう、忘れることはない、時間を止めることは出来ないけれど、コントレオナルドできれーいなツッコミを演ずる石倉三郎がやがて名脇役になる世界、愛すべきこの世界。

口をふさいで月が照らされた先に何があるか、そのためだけに歩いたのではない、愛を交わしたわけじゃない、汗を流した訳じゃない、汗をかくのは汗かきジジィとしての基本だ、満月っ!ずーぼずぼずぼずぼ、まんげ、まんげ、満月っ!ずーぼずぼずぼずぼ…(フェイドアウト